戦国時代を考える4


戦国時代の日本は、無政府状態でした。足利将軍の室町幕府があったけど応仁の乱が起き、それ以降は政権運営能力はなくなってしまいました。大名たちは領地をたくさん持ち財力を蓄え多くの兵を養ったものが、天下を取るために一番近い立場にあるわけです。

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th9MV6CBVQ戦が決まると、今度はその準備をします。大きないくさの場合は、必要な兵士と武器を揃えなければなりません。大名や場合によっては軍師(要は参謀ですね)が出陣の日取りを決め、必勝祈願のために神社などに祝詞を詠んだりして準備をするそうです。出陣式は一同が揃って行い、この時に「一に鮑(アワビ)、二に勝栗、三に昆布」と順に食べていき縁起を担いでいます。「敵に打ち、勝ち、よろこぶ」だ、そうです。そしていよいよ「エイ!エイ!オー!」とカチドキを上げ、出陣して行きます。

img1_30敵同士が示し合わせたように合戦場に集結する場合と大名同士のような大きな合戦では、攻める方と迎え撃つ方が自然に決まって来るそうです。日の出から日没までが合戦の時間で、夜襲などはそれほどなかったそうです。お互いに陣地に戻って、翌日の戦いに備えました。城を出て戦う野戦の時は、最初はやや鉄砲部隊や弓隊などの飛び道具部隊が撃ち合い、徐々に槍隊が進軍します。そのあとは白兵戦に進み、取っ組み合いから始まり脇差しでとどめを刺すというのが一般的だそうです。

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thL5E7L13E実際鎧とか着てたら刀で切りつけるのはかなり難しいので、命を懸けた喧嘩ってところがイメージしやすいでしょうか。ドラマの様にスマートに戦う感じではないので怖いですね。足軽などは支配地の百姓が担うことが多く、命をかけて戦う前にほとんどの足軽たちが逃げていったそうです。雇われ兵士なので、命あってのものです。アルバイトで日銭を稼ぐみたいな感覚だったのかもしれませんね。

2013042510373882e勝った方は勝鬨を上げ、負けたほうの大将は打首が切腹になったそうです。大将を失なった兵士が、バラバラになっていく光景が分かりますね。そしていくさが終わり、あたりは死体がドロドロしてます。戦場近くの農民達は敗戦した兵士を探し、兜や刀を取り上げて殺害したと言われています。落ち武者狩りというやつですね。回収した武具は売ったりしてお金に換えれば自分たちの貧しい暮らしの足しになるのですから、襲うほうも必死です。当然襲われるほうはもっと必死に抵抗しますが、追う方と追われる方では気持ちの余裕も違いますし、追われる方は戦で疲れ果ててもいるので、かなり敗軍の兵士は不利な状況にあったのは間違いないでしょう。

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