江戸時代のイメージ 入鉄砲出女


江戸時代は安定した治世の時代では、特に江戸は世界でもかなり清潔で義理人情に溢れた都市だったとよく言われます。かくいう私もそんなイメージを持ってます。

スポンサーリンク
>

33519503「本当はブラックな江戸時代」という書籍の宣伝を新聞で見かけました。この本は読んだことが有りませんが、現代社会でもやたら厳しい会社の状況を表す言葉でドラマとかでも砂金は良く聞く言葉ですね。社員を無理に働かせるけどその線引きは微妙なネットでは特に使われている傾向があるようですね。ネットでは、抵抗がない人が多いようですが、私としてはそういう事葉をそうそう使うのは(といってもそれほど使って悪い言葉じゃないと思いますけどね)若干抵抗を感じます。最近では電通ですね、ちょっと前ではユニクロとかワタミが記憶に新しいところです。江戸時代はもっとコレだったという趣旨みたいです。

もちろん、中国や朝鮮やヨーロッパから比べればそれほどでないにしろ、最近は特に美化されているとこの広告では書いています。私としては歴史書や小説(空想じゃないある程度しっかり考察しているもの)を読んでいるのでなんとなく分かる部分もあるし、知っていたよって感じの内容なのかもしれないのですが、ちょっと興味をそそられました。

スポンサーリンク
>

imageこれは、まずドラマの影響が強いのが1つあります。時代劇となれば、非常にフィクション色が強く韓国歴史ドラマほどではないにしろ史実と違うというのは明らかと思います。下町の人情とか、いろいろな事が現代的に近い感覚で描かれていますからね。あと、江戸という町が世界でも大都市で機能的だったとする歴史家や評論家がいるということです。しかしながら、江戸時代というのはそういう社会じゃないというのは、想像に難くないと思います。

hakonesekisyo_02_4例えば、水戸光圀が平気で旅をする話、これはフィクションですからあんなに旅が気軽にできるはずもしたはずもありません。お供に美女がとくれば、兎に角江戸幕府が一番警戒している入り鉄砲に出女ですからね。関所での取り締まりは非常に厳重だったようです。さらに、水戸光圀が懲らしめるのがお代官様です。悪代官を成敗するって言うんですが、この悪代官というのは融通の利かない代官をおもにさすようであんな不正を大ぴっらにやっている悪代官がいるわけもありません。

053光圀が歴史マニアだったのは本当のようですが、実際のところは光圀が部下に命じて全国の伝説や伝承を収集して、「大日本史」を作っていたと言われています。それでも大したもんですけどね。水戸藩の財政は決して裕福ではないのに、ここの予算は絶対になくさざず事業を継続したと言われています。

庶民の感覚も違っていて、上とか違う階級に対してはすごく厳しいが実は妬みや恨んだのは同じ階級です。そうなると、火事と喧嘩は江戸の華という言葉がちょっと違った意味に感じてきますね。吉宗から抜擢され奉行になり、大岡裁きで有名な大岡越前も名奉行とされましたが、実は公平公正だっただけで、あんな温情のあるという奉行ではなかったようです。加藤剛主演でドラマは人気でしたし、奉行の典型、奉行の鏡みたいなイメージが定着していると思います。ドラマやフィクションのイメージってすごい強烈なことが改めて垣間見えるのではないでしょうか。

ac_30ilal06

スポンサーリンク
>