大河ドラマ「真田丸」第49回 前夜


あらすじ

thwxo6x6p3大坂城では和平派と交戦派との対立が深まっていた。家康も豊臣を完滅亡させるべく、再度軍を率いて大坂に向かっていた。幸村たちは先に仕掛けて近江瀬田にて徳川を迎え撃つ作戦を献じる。秀頼は総大将として伏見城で全軍の戦いを見るという案だった。しかし、これは大蔵卿の反対で却下されてしまう。

 

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hwchannel_20161210_4700903_0-enlargeやむなく次の策として出したのは大阪城を本拠としたまま、徳川を迎え撃つことであった。道明寺に徳川本体が出てくると予想していた幸村たちは、後藤又兵衛と明石全登、後詰に幸村と毛利勝永とし、道明寺を主戦場として主力を集中することにした。搦手の守りとして、八尾に長宗我部盛親と木村重成で徳川の挟撃を抑える目論見だった。

001そんな折に徳川から又兵衛には播磨1国35万石で調略の手が伸びていた。同じく幸村のもとにも兄信之と叔父信伊が隠密で幸村を訪ねてきた。今となっては豊臣に勝ち目がないのを諭し、幸村を降伏させようとしたのだ。条件は信濃1国40万石という破格の条件だった。幸村は拒否する。信之は徳川に刃向かおうが戦おうが構わないが死なないように幸村を説得する。討死や自害をせずに捕まるように懇願したのだ。関ケ原の時のように、どうやっても幸村を救う覚悟だった。最後に兄弟で酒を交わすことを望む幸村に信之は今生の別れではないとして帰っていくのだった。

戦が始まるとまず、塙団右衛門が討死する。伊達勢と交戦した後藤又兵衛も道明寺にて討死、八尾で戦っていた木村重成と長宗我部盛親も討死する。ことごとく裏をかかれて劣勢になった幸村は情報が洩れていることに気付いた。有楽斎だけでなく他にもスパイがいたのだ。

hvvbvn6zffombnk_w57ob_13しかし時すでに遅いことが分かった幸村たちは伊達勢と交戦しつつ大坂城に引き上げることを決意する。伊達勢は敢えてそれを追わず見逃した。これを見た幸村は政宗が信用に足る武将と感じ、妻子を政宗に預けることにする。政宗はこれを秘密裡に匿うことにした。憂いがなくなった幸村は徳川の本陣に最後の攻撃をかけることを決意するのだった。

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感想

honkokujinohen13とうとう5人衆に死者が出ました。今までのドラマの経緯と同じく幸村以外の視点はあっさり進んでいきましたね。結末は知っているとはいえ、有名な人気武将がいなくなっていくのはドラマとはいえ寂しいものですね。

今回、大蔵卿が幸村に語り掛け、大蔵卿が淀君と秀頼、ひいては豊臣を第一に考えていることを幸村は理解するという一幕がありました。ふと考えると、このドラマ、登場人物の誰もを相対化する傾向があるのでは?と感じてしまいました。淀君も大野治長も大野治房も大蔵卿も、全て相対化されている気がします。確かにいろいろ言われているのは確かですが、全てを相対化すると芯が通らなくなってくるのでは?ラストに影響しなければ良いのですが・・・。

business_chuukan_kanrisyokuさて、ネットニュース見てたら幸村を演じた堺雅人さんが幸村についてこんなことを言ってました。「幸村は公務員の課長みたいな立場な感じ」。なかなか良い表現だと思いました。こういってはなんですが、幸村含めた5人衆所は所詮牢人組なのです。本当に作戦の全てを任せられるとは考えにくいです。当然、大坂城内で大きな力を持っていたはずも無いと思います。幸村は中間管理職だったのです。実働部隊のリーダーに過ぎなかった。大坂には秀吉や家康のような絶対的なリーダーがいませんでした。上からしっかりした指令が来ず、実働部隊リーダーとしては、やりにくい環境です。そんな中で幸村がやれることと言えば自分の部隊を最大限活躍させ、結果を出すことです。ドラマのように本当に作成参謀みたいな立場ではなかったというのが私の意見なので、堺雅人さんの発言、なかなか的を得た捉え方だなあと激しく同意してしまいました。

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