歴史に学ぶ 勝って兜の緒を締めよ


こんばんは。

リオオリンピックが終わり、パラリンピックも終わりました。日本選手はすばらしい活躍と成果を残してくれて、日本国内も大いに盛り上がった期間でしたね!しかし我々は、往々にして試合や勝負で大勝すると、その勝利に胡坐をかいてしまいます。そして、その油断が手痛いしっぺ返しとなって帰ってくることになります。これは歴史上でも良くみかける光景ではないでしょうか。

スポンサーリンク
>

日本は、これまで幾度か国家存亡の危機を体験してきました。日露戦争もまさに国家と民族の存亡をかけた戦いでした。国家の全てを注ぎ込んだ大戦争でしたが、奉天会戦や日本海海戦での勝利がわが国にとって比較的有利な条件での講和をもたらしました。日本海海戦では、連合艦隊司令長官東郷平八郎が指揮する連合艦隊が、バルト海や黒海から遠路遥々やってきたバルチック艦隊を対馬沖で撃滅しました。この時、敵艦隊は全滅に近い状態でしたが、我が方は水雷艇3隻が沈没しただけでした。この圧倒的勝利は、日本の歴史上のみならず世界史においても稀有なものでした。当時の連合艦隊は常設ではなかったので、戦争終結後、解散することになりました。この時の解散の訓示の有名な一節が、「勝って兜の緒を締めよ」です。82a9-05

時が下って、36年後の昭和16年12月8日、日本はアメリカ太平洋艦隊の根拠地と化していたハワイの真珠湾を奇襲攻撃しました。この攻撃でアメリカ太平洋艦隊は壊滅的な打撃を受けました。このあと、マレー沖海戦でイギリス東洋艦隊の戦艦2隻を撃沈し、クリスマスには香港を攻略、明けて昭和17年にはマニラ、シンガポール、蘭印などが次々と陥落していきました。そんな勝利に浮かれている中でやってきたのがミッドウェー海戦でした。この海戦での敗北は、非常に大きな痛手になってしまいました。勝利に浮かれ過ぎて敵を侮ったのが敗北の原因だったとも言えるでしょう。もちろん背景にあるそもそもの国力の差というものはありますけど。

「勝って兜の緒を締めよ」という言葉は、歴史が1人1人に示す教訓だと思います。スケールこそ違いますが、皆、何かしらそういう失敗をしてしまいがちです。試合や勝負事に大勝ちしたときは、東郷元帥の訓示とミッドウェー海戦の敗北を常に思い浮かべ、冷静になることが大事だと個人的には思います。

というと重すぎますね^^;
結局のところやっぱり「油断しない、驕らない、常に前を向いて上を向く、今日の自分より明日の自分」ということになるんじゃないでしょうか?歴史は教訓集です。先人たちの失敗や成功を頭の中で疑似体験できます。特に歴史上にあるような大きな失敗なんか自分ではできればあんまり経験したくないですよね!歴史上の失敗レベルだとほぼ死亡、もしくは再起不能、ですよね。

教訓として先人に学ぶことが歴史の一番重要な要素だと思う今日この頃でした。

スポンサーリンク
>