江戸時代のミニマリスト モノを持たない暮らし


近年、「ミニマリストという言葉をよく耳にしますが若い人を中心に物を持たない暮らし注目を集めているようですしかし、よく考えてみると元来日本人は質素な暮らしをしていました

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時代劇で江戸時代の人々の暮らしを見ても家の中にある家具はタンスぐらいのもので実に質素なものです必要なもの以外は持たなかった江戸時代の人々その生活を見ると日本人はもともとミニマリストであったということが想像できます江戸時代の人々は質素倹約、質実剛健が美徳とされ究極の循環型社会でもありました必要なものが壊れたら修理して使い必要のなくなったものは質屋に持っていきお金に変えていました現代のように物にあふれた社会ではなかったため江戸の人々は物を大切に使いつつましく暮らしていました

家具についても同様で庶民の家に家具はほとんどなく着物を入れるタンスなど必要最低限のものがあるだけでしたこれには江戸の火事も関係しているようで火事と喧嘩は江戸の呼ばれるほど当時の江戸では火事が頻繁に起こっていました現代のような放水できるポンプ車は無いため江戸の消防団火消したちは家を破壊することで延焼を防ぐ破壊消防という手段を用いて消火にあたっていましたつまり江戸で火事が起こるとそのたびに家が燃え周りの家は破壊されるため家の中に家具や財産があっても無くなってしまう可能性が高いのです

img1_07さらに当時の江戸は地方からの出稼ぎ労働者が多く人の動きが頻繁だったため引っ越しが多かったようです火事で焼け出されるようなこともあるためすぐに引っ越しができるように身軽な方が生活しやすい面がありました江戸時代のミニマリストたちにはそのような止むに止まれぬ事情もあったのです江戸時代の人々の暮らしは簡素なものでした家にものを置かず畳の上に座り畳の上で寝ていました家の中になにもない江戸時代の庶民の暮らしを見た当時の外国の外交官たちは欧米との違いにみな驚きました上流階級になればなるほど贅沢な暮らしをするのが当たり前とされていた欧米諸国の価値観とは違い階級の高い低いにかかわらず一様に質素でつつましい暮らしを送っている日本人にもかかわらず江戸で暮らす人々はみな幸せそうに見えたといいます

消費社会と呼ばれる現代において江戸時代のものを大切にする価値観見習うべきところだと思います現代社会はいろいろなものがあふれていますその中から必要なもの必要ではないものしっかりと見定める価値観を持つことが大切というこれは歴史に教訓ですね

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