戦国の3英雄 ホトトギスの例えは?


戦国時代における3英雄と言えば、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康だと思います。3人とも天才といってもいい武将であるのは間違いないでしょう。その中でも圧倒的な天才は織田信長だといえます。これは革命児 織田信長でも書いたのですが、信長はネタが多くてどうしても次から次に書きたいことが出てきてしまいます。(笑)

さて、そんな信長ですが、 そもそも発想と視点が違います。一般人では考えつかないような斬新かつ柔軟な思考をもっています。もちろん細かい事は部下や他の大名にさせたりしますが、大局を見極め、大筋は自分で考えて行動にうつしています。その戦略も行動も日本人離れしていて その当時の常識を超越しており、現代人も驚くほどの柔軟な思考と能力だと思います。

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20130603141045その性格は、現在のイメージと違って冷徹で恐ろしいほどの忍耐力です。 有名な武将の性格を表したされる、ホトトギスについての句がありますが、これは正確にはこれらの武将について表せていないでしょう。 信長の場合、「鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス」とあり短気の象徴とされます。しかし、佐久間盛信の例でいえば、実際に戦略上役に立つ武将であったため、利用できる期間は我慢してでも最大限利用しています。利用価値がなくなると切り捨てるという実利主義な面が読み取れます。決して短気なわけではなくむしろ気が長く執念深いというわけです。それが故、以前裏切った古参の武将を許しておきながら、ある時期に突然首にしてしまうことを考えれば、少し信長の見方が変わってくるのではないでしょうか。短気ですぐ殺してしまうといった短絡的な性格でなく、ある意味、辛抱強く、そして執念深い事が想像できます。

20130603140818これとは、反対に「鳴くまで待とうホトトギス」と表現された徳川家康は、どちらかと言えば、短気でそれが故時間がかかる城攻めと言ったことは苦手だとされています。実際、攻城戦より野戦のほうが得意だったと言われています。辛抱強く粘った結果、天下を取ることができたので、我慢の人、耐える人のイメージが染みついているんだと思います。

20130603140553豊臣秀吉のホトトギスは「鳴かせて見せようホトトギス」で、知恵を使って工夫をするようなイメージです。実際は秀吉はかなり短気だったと私は思います。農民から成りあがっているので、相当頭も切れたでしょうし、努力も工夫も若いころから続けていたでしょう。しかし、資料に残る秀吉像は我慢できずに行動していることが多々あります。まるで我慢の利かない駄々っ子です。秀吉こそ気分で怒ったり、仕置きをするような人物だったのではなかというのは私の勝手な想像です。

こうやってみると全員が短気ということになってしまいました!実際の彼らがどんな性格だったのか、今となっては分りません。資料とエピソードなどから作られたイメージは恐らくですが、ほぼほぼ合っているのでしょう。しかし、イメージの多くは小説やドラマで世間的に流布されているものがほとんどです。小セルやドラマはあくまでも「史実を元にしたフィクション」なので、妄信し過ぎると、本質を見落としてしまう危険性ってありますよね。もっとも、そういったフィクションは面白いので、どうしても印象に残ってしまうんですけどね!

いずれも、秀吉にしろ家康にしろ、信長の継承者として彼が創造したものを引き継いでいますから大局観で言えば織田信長の天才ぶりと独創性あってこその彼らだったのではないかなと思われます。もちろん、そのチャンスをものにできる実力もあったからこそ大きく出世できているわけですけどね。

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