歴史上の地震 裏付けの確実性とは?


日本は地震地帯です。歴史を軽くたどっても良く地震で経済や生活に大きな影響を与えていることが分ります。阪神大震災、東北大震災、中越地震、熊本地震などこのところ大地震が発生している印象です。近年では南海トラフ地震が懸念されていますが、日本は複数のプレートの上にあるし、各地に活断層があるので、地震は起こるべくして起こっていると言えるでしょう。

さて、日本は昔からほとんど毎年のように大きな地震が発生しています。日本書紀などの古文書にも地震やその被害に関する記事が何度も登場しています。しかし、これらの古文書の記録には欠点があります。それは、記録の少ない時代がいくつもあるということです。記録が少ないというのは、実際に記録されなかったのか、記録されていたが戦争や混乱で散逸してしまったのかはわかりません。

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例えば、現在、発生が懸念されている地震に南海トラフの巨大地震があります。この地震は、2回に分けて時間差で来るパターン(安政東海・安政南海地震、昭和東南海、昭和南海地震など)、一気に広い範囲で断層が動くパターン(宝永地震など)などが実際に発生しています。また、慶長9年に発生した慶長地震は揺れをほとんど伴わないにもかかわらず、巨大な津波を引き起こし大きな被害を出していることから、津波地震(明治三陸津波)の可能性が指摘されています。慶長地震については、その震源等について様々な説が出ています。今後、南海トラフで発生した地震から外れる可能性もあります。

これらの南海トラフで発生する地震は、概ね100年から150年周期で発生していますが、資料を探ると200年以上のスパンが空いていることも有ります。さすがに日本全土を巻き込む地震は起きていないので、被災地は甚大な被害を受けるかもしれませんが、他地域でその地震の記録が残っていても良さそうな気もします。往々にしてその期間が戦乱の世であったために資料が焼けてしまったのかもしれません。もしかしたら実際に震災は起こらなかったのかもしれません。研究者たちは、海岸近くの湖沼でボーリング調査をするなどして真相を探しています。

南海地震は、我々1人の人生の中では、体験することは0~1回ですが、日本に住む人の集団としては何度も体験してそれが歴史として今も伝えられています。研究者が地震を研究すれば、歴史上の地震の痕跡の発見もあるかもしれません。その発見が歴史上、非常に貴重な発見で、今まで定説とされてきた史実を覆すこともあるかもしれません。

地震の早期予測や対策、また新しい歴史の鍵となる発見を期待して専門家のみなさま、ぜひよろしくお願いします!

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