土方歳三 幕府軍の仲間に暗殺された?


新撰組鬼の副長、土方歳三。残された写真を見るとなかなかのイケメンでファンも多く、幕末の中でも人気のある人物です。最後まで戦い続けた土方ですが、戦死ではなく暗殺されたのではないかという説があります。

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死に場所も遺体の行方も不明

「たとひ身は 蝦夷の島根に 朽ちるとも 魂は東の 君や守らん」

土方が死を覚悟して詠んだというこの歌は現実になってしまいました。15代将軍徳川慶喜による大政奉還後も新政府軍に対して徹底して抗戦を続けた土方は、北海道函館の地で戦乱中に銃弾に倒れこの世を去ったとされています。しかし、実際に土方が朽ちたとされる場所は確認されておらず、亡骸も行方不明になったままなのです。当然「土方は本当に敵の銃弾に倒れたのか?」という疑問や生存説が出てきてもおかしくありません。そんな中、浮上してきた説の中に“味方による暗殺説”も出てきたのです。

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徹底抗戦を掲げる土方は邪魔者?

敗走を続け、北海道まで追い込まれていた旧幕府軍。勝ち目のないことが濃厚なことは誰の目にも明らかで、旧幕府軍の兵士たちはすでに戦意を喪失していました。というのも局地戦の敗北だけでなく、戊辰戦争で新政府軍の勢力が一気に拡大し、味方の軍艦も次々に座礁してしまっており、ひいき目に見てもここからの逆転は難しい状態です。そんな中でも土方だけは降伏することを頑なに反対し、徹底抗戦を掲げていたのです。

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しかし、旧幕府軍の敗北はもはや明らかな状況、これ以上戦いを続けても犬死するだけと考える人たちも当然います。むしろ多数派になっていたとしてもおかしくありません。『降伏に反対する土方さえいなければ、無駄な戦争を終えることができる』と誰もが考えたのではないでしょうか。つまり、“乱戦に紛れて土方を暗殺する”計画が仲間内で持ち上がっても全くおかしくない状況だったと言えます。むしろ自然な流れなのかもしれません。

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土方が旧幕府軍の勝利と仲間を信じつつ策略を練っていた裏では「土方暗殺計画」が着々と進行していたのかもしれません。これが本当だとすると、土方は本当にたった一人で最終決戦を続けていたといえるのかもしれません。

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